031/朝の色、夜の色

 

万物はひとつであり

万物はすべてであり

 

あなたが見ているのは

朝の空か、夜の空か

 

空に輝く星々は

 

太陽に照らされて輝くのか 

夜空に映えて輝くのか



032/天照らす陽炎(カギロヒ)

 

金の光を受け入れよう。

あなたを焼きつくす光ではなく

あなたを優しく包む光なのだから。

 

金色のひかりを、心に満たそう。



033/廻る廻るいのちの音

 

廻り廻り、いのちは巡る

廻り廻り、いのちは歌う

 

廻り廻り、いのちは巡り

廻り廻り、いのちは歌い

 

まわり、まわりて、ひとつの星

まわり、まわりて、あまたの星

 

わたしも

あなたも

 

ひとつのいのち



034/勇気のための志

 

新しい自分になるために、

捨てなければいけないものがある。

 

新しい自分になるために、

勇気を出さなければいけない時がある。

 

動かざる心は”死”に等しく

 

”死”を”始”にするためには

 

自らの”志”を貫かねばならない。



035/涙雨

 

泣きたくて

泣きたくて

 

それでも泣けない

 

泣けない人たちの代わりに

あたたかな雨が降る。

 

泣けないあなたの代わりに

あたたかな雨は降る。



036/痛みと孤独

 

その手に抱えているものを手放してみよう

 

その手に握りしめている心は

 

本当に必要なもの?



037/本当の心

 

悪魔だからといって

 

悪魔であるとは限らない

 

天使だからといって

  

天使であるとは限らない

 

悪魔こそ本当は

泣いているのかもしれない



038/かむながら

 

あなたの目の前には

かむながら流れる時のふね

 

どこへゆくのか

かむながら流れるままに 

 

流れゆく先には

かむながらなる世界

 

乗るか

乗らないか

 

運命を選ぶ時は目の前にきている

 



039/抱擁

 

さまざまのことを抱きしめて。

さまざまの想いを抱きしめて。

 

いつかだれかの優しさになれたら。



040/隠された世界のなか

 

本当のこころはどこにある?

本当のちからはどこにある?

 

あなたが本当にしたいこと。

 

本当の想いはどこに隠されている?