021/原点回帰
迷って
見えなくなったとしても、
問いかける、
自分に。
どうありたいか
どう生きたいか。
021/人よ、喜びの地へ至れ
廻る炎の輪を恐れることはない
輪をくぐり抜けた先に待っているのは
喜びの大地
自らを生きる喜びの地
深い歓喜と敬虔なる慈愛に満ちる地だ
人よ、そこが母なる星だ
022
あなたの目に映るものは、
光り輝く花びらを持つ花だろうか
どこまでも続きそうな
通路の一部だろうか
それとも
単なる模様の羅列だろうか
どのように見えてもいいのです
その感覚を大事にして
022/声
静けさの中におりてくる
夜明けのこえ。
なにもかもを吹き払う
浄化の風と
すべてを解き放つ
祈りの光と
その中心に立つ、あなたのこえ。
あまねく夜を踏み越えて。
あしたに立つ、あなたのこえ。
023/挑戦
「失敗」は、
上手くいかないこと、ではなく
「敗」すら失うと
いうことでは
ないだろうか。
やらないで
諦めたり、逃げたりしたら
ありとあらゆる可能性も失うから。
023/ぬばたまの名を。
漆黒の。ぬばたまの。
黒い中から浮かぶ、その名を呼べ。
たしかに色づくその名を呼べ。
おまえの心に深く沈むその名を。
生きたいと祈り願う、ともしびの名を。
024/調和
わたしの花と
あなたの花と
似ているようで違う
この花達が
重なり合った時
どのような美しい
花が 生まれるだろう
024/いつだって、世界はひとつで。
どこかの大地で
誰かが言う。
我々は大地でつながっている
どこかの海で
誰かが言う。
我々は海でつながっている
世界のなかで
誰かが言う。
すべては空でつながっている
025/旅立ち
その散りゆく花びらは
まるで
次の生のために旅立つ
柔らかな たましいのようで。
025/神威
偽りなき想いは、真意という。
愛に満ちる想いは、深意という。
燃えさかる怒りは、瞋恚。
それらのさまざまな想いに、神意がある。
人には至れぬ深いところにある神意には
どれほどの慈悲が横たわっているのだろうか。
曼荼羅原画/翠
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制作中
融合画/ソルト
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制作中