091/ことば
あなたのことばが
誰かのちからになる。
誰かのことばが
あなたのちからになる。
世界を構成するもの。
世界をかたちづくるもの。
ことばは誰かであり
ことばはあなたであり
そうして世界は繰り返している。
092/ちから
柔らかに穏やかに包むチカラ
強く厳しく守るチカラ
つるぎを向けることだけが強さではないのだと
柔らかな強さもあるのだと
それを知ることで、あなたは強くなる。
093/永遠に回転する円輪
どこまでも回転しつづける永遠の輪
世界を上から見るか下からみるか
右から?左から?
そこは裏か、表か
どこから見ても実は同じであるのかもしれない。
094/解放する
楽しんではいけないと思っていないか
苦しまねばならないと思っていないか
心のそこから湧き上がる想いにフタをしていないか
苦しさを手放してみよう
世界はつねに
照らされているのだから
095/あるがままに
あるがままにあるということ
思うがままに思うということ
世界はすべからく流れるままに流れている
すべからくあるがままに流れている
あるがままであることの大切さを
あなたは知っている。
096/審判
選ぶということ。
決めるということ。
何かを捨てて、何かを得るために
そのための覚悟を持たなければならない
097/寂しさと欲望と
その腕の中に抱きしめているのは
寂しさと欲望。
孤独なこころ。
行きどころなく
ゆれる想いを
空へ還そう。
098/しるべの星の音
星がまたたきました。
星はしるべ。導きの星。
星の音は煌々と輝いて
あなたの行く先を照らします。
099/鳴動する未来
地のふるえ。
風のふるえ。
星のふるえ。
命のふるえ。
鳴り響く、鳴り動く
運命の道。
ただ一つのこの道を。
100/明けの明星
今すべてが、新しく始まります。
今ここから、新しく始まります。
全てを照らす新しい光、暁の間際の光。
明けの明星のもたらす
金色の祝福を浴びて
新しいあなたへ。